「店長の専門用語講座」


DPでの変形・合体(後編)


店 長「・・・・(おかしいなぁ。流が無断で遅刻するなんて)・・・・」

本 田「よぉ。わりぃ遅れた」

店 長「ん? RUNNERじゃないか。遅れたって何の事だ?」

本 田「流から、聞いてないか? 変わってくれって頼まれたんだけど」

店 長「・・・初耳だが?」

本 田「あれ? ・・・(ペラペラと手帳をを捲っている)・・・あ、わりぃ。言うのも頼まれてたわ(笑)」

店 長「おまえなぁ~」

本 田「まぁいいじゃねぇか。すっぽかしたわけじゃねぇんだから。で、用があるんで、次のバトルロイヤルまでに終わらせて欲しいんだけど」

店 長「ぎりぎり大丈夫だと思うが・・・用ってなんだ?」

本 田「だからバトロイ」

店 長「・・・我ながら、余計な事を聞いちまった。さて、とっとはじめるとするか」

本 田「おう。いつでもいいぜ」(話ながら、タバコを咥える)

店 長「今回の、お題は、一応合体と言う事になっているわけだが・・・」

本 田「だが?」

店 長「・・・うまい、説明が思いつかなくてなぁ」

本 田「いいんじゃねぇの? とりあえず、確実な範囲から埋めてきゃなんとかなるって」

店 長「それもそうだな。じゃぁ改めていくぞ」

本 田「おう、バトロイまでに終わらせようぜ」

店 長「・・・さて、合体だが、実は、ろくな利点が無い」

本 田「は? おいおい。複数台くっつくんだから、それだけ容量が増えるじゃねぇか」

店 長「いや、結局、合体てのはさ、分離の反意語なわけよ」

本 田「・・・つまり、何台かが合体して強くなるんじゃなくて、一台が、分離して弱くなったって事か?」

店 長「まぁ否定はしないが、弱くなったってよりは、小さくなって数が増えたと言うべきかな」

本 田「なるほど・・・つまり、小さくなる事と数が増える事が利点であると」

店 長「そのとおり。実は、合体する事による利点は、余り無い、と俺は思ってる。実際、ただでさえ、重量が増えて機動力が落ちるってのに、図体が出かいから、相手からの攻撃をくらい易くなる」

本 田「そりゃそうだが、・・・容量に余裕が取れる分、装甲をより防御能力の高い物にすれば、対処できるんじゃねぇか?」

店 長「Ⅲならな」

本 田「・・・あぁ、なるほど」

店 長「Ⅳからは、複座型が出てくるだろう? はっきり言って、合体機構をもたない分、装甲も、パワーも、機動力も、合体VPを上回る。その意味では、DPにおいて合体と言うのは、殆ど意味の無い代物なんだ」

本 田「たしかになぁ」

店 長「ただ例外もある」

本 田「九朗と弁慶の事か?」

店 長「そうだ。つまり、2機のタイプのまったく違うVPが、片方のVPを装備として使いまわすと言う形式でのみ、Ⅳでも、合体は強力な利点になりうる」

本 田「“のみ”ってのは言い過ぎじゃねぇの?」

店 長「まぁそうかも知れんがな・・・。ところで、おまえ、昔のアニメとか特撮とかででてきた合体ロボットって、何で強かったか知ってるか?」

本 田「あ? ・・・そうだな・・・なんか合体するとパワーアップしてたからか?」

店 長「ま、そんなとこだがな。実際には、別に合体しても強かったって設定のロボットは無いよ。あれは、必殺技が使えるようになって、その必殺技が強かったんだ」

本 田「・・・・言われてみりゃ、必殺技出すまでは、良い勝負か、追い込まれてるかだよな・・・」

店 長「まぁな。正直、九朗と弁慶の合体も、あれは九朗が強化されるんであって、弁慶は、全然強化されてないと言う見方もある」

本 田「じゃぁ合体なんて、見世物の遊びって事か?」

店 長「そうだ。だがそこが大事でもある」

本 田「?」

店 長「VPを商品として考えた場合、合体と言う要素は、間違いなく強力な商品になると言う事だよ」

本 田「あぁ、なるほど・・・しかし、なんと言うか・・・」

店 長「需要があれば供給する。所詮遊び、されど遊び。楽しければそれで良いって事だな」

本 田「それもそうか」(火を消してから、新しいタバコを咥える)

店 長「ところで、バトロイもう始まってるがいいのか?」

本 田「なに!? しまった、遅れた・・・まじぃ、後で殺されかねん・・・と、とにかくイントルードだ。宜しく」

(そのままコクピットに走って行ってしまう)

店 長「あいよ。まぁがんばってきな・・・さて、次回はどうするかねぇ・・・」



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