「新・店長の専門用語講座」


DPの可能性


高 志「世界10億人のファンの皆さん! 高志 コルスキーは、帰ってきたでー!!」

店 長「……おまえ誰に言ってるんだ?」

高 志「だから、世界10億人のファンの皆さんに言うと」

店 長「はいはい。さて、本題に入るか」

高 志「まてやおっさん。その切り方は、」

店 長「という訳で今回は、『DPの可能性』だ」

高 志(………………………………………)

店 長「ほれ、いじけてんじゃないの。別の奴に変えるぞ?」

高 志「(ガバッ)はっはっは、何言うてまんねん。わいの出番を奪おうったって、そうはいかへんで!」

店 長「ではとっと始め…」

高 志「おーっとその前に、以前のわいの講座の所に、誤植見つけたねん」

店 長「なに? どこだ?」

高 志「【第五回「DPにおける武器について」】や。2つ目の方式に関してのわいの説明な。弾速になってるけど、これ、弾の初速やねん」

店 長「……あぁ、確かにそうだ。弾速だったら、加速する事ができるミサイルは、燃料きれなきゃ、いつか弾丸も追い抜くもんな」

高 志「まぁ、一応注意って事や。ところで、この『DPの可能性』ってどういう事や?」

店 長「あぁ、正しくは、DPを現在に再現できる可能性の方が近い」

高 志「そういう意味か。じゃぁちゃっちゃと進めまひょか」

店 長「……なんか、お前更に口調変になってないか?」

高 志「気にせんといてくれ」

店 長「……まぁいい。さて、とりあえずだ。DPを色々な部分に分けてそれが再現可能かどうか見ていこうと思っている」

高 志「そんなとこやな。サーバ部、コクピット部、ゲームシステム、コニーパレスってとこか?」

店 長「まぁそんなとこかな。もし気づいたら途中でわけてくとしよう。さて、まずサーバ部だが…」

高 志「理論的には可能、実現は無理って所か?」

店 長「なぜそう思う?」

高 志「今のコンピュータ技術なら、不可能なんて事はあらへんやろ? 地球シュミレータがあるぐらいやで? ただ、採算が合わんやろ」

店 長「それが、そうでもない」

高 志「は?」

店 長「実際問題として、カプコンのオンライン格闘ゲームや、セガのオンラインアクションゲームやらはちゃんと存在している。ならば、戦闘システムだけで構築されてるDPの方が、スペック的に見て上と言う事は無いと思わんか?」

高 志「……なるほど、言われてみれば、一理あるのぉ」

店 長「SONYとIBMが研究している、次期プレイステーションのソリッドシステムが完成すれば、事実上DPのサーバシステムは、再現可能だろう」

高 志「ぬぅ、なら、コクピットはどうや?」

店 長「むしろこっちの方が、難しいだろう。技術的な面じゃないぞ? ヘッドマウントディスプレイも、3面ディスプレイも普通のパソコンで使える時代だ。液晶ディスプレイの普及が大きかったな」

高 志「体感の部分は、もっと昔からやっておったしな。とすると、やはり費用か?」

店 長「あぁ、TOWERを置けるゲーセンがどのぐらいあって、なおかつ、それで採算を取る価格ってのは、どうなると思うかね?」

高 志「かのバトルテックより高くなるんが目にみえとるな…」

店 長「そう考えれば、DP1が限界だろう。つまり、採算分岐点に持ってくる為には、大型アミューズメント店舗を全国展開しなきゃならないって事だ」

高 志「コニーパレスやな。現状では、セガとナムコが手を組んで、そのうえで、個々の大規模アミューズメント店が、協力して入れてくれるなら、なんとか設置は可能ってところか」

店 長「あぁ。だが、それは、ブレイクエイジの中でのDPと同じぐらいヒットするって言う前提があって採算が取れるって言う代物だ」

高 志「厳しい現実やな」

店 長「だが、現状の最大の問題は、何よりもシステムにある」

高 志「システム? システム的には可能やって、さっきも納得してたやないか」

店 長「問題は一部分。データの持ちこみによるバランスだ」

高 志「あ………まぁ、……それは確かに難問やなぁ」

店 長「細かく考えれば考えるほど、ここがネックになってるのは間違いない。これだけでも、ディートリッヒ・高原が、どれほどの人物だったか分かるってもんだ」

高 志「ディートリッヒ? 誰やそりゃ?」

店 長「あぁ、プレイヤーでは知らんか。DPの創始者見たいな人が居るんだ。いろいろあって、公の場でその名を出す事は、タブーになったが」

高 志「そりゃ知らんかったわ」

店 長「広めるんじゃないぞ。まぁともかく、その部分が、クリアできれば、DPの開発への夢が見えてくる」

高 志「自由データの持ちこみを認めておいて、ゲーム自体にバランスを取る……問題は、違法データと、最強者の法則の打破やな」

店 長「そうだ。これは、俺の想像だが、DPが、現実をシュミレーションする最大の理由は、それの対処じゃないかなと思っている」

高 志「………あぁ! つまり、数値的データの持込やなくて、構造データの持ちこみって事か?」

店 長「推測だがな。Lvがあがって、能力値が変わってくキャラでは、どうやっても能力値の改竄の可能性が残る。だが、」

高 志「素材と、形状とかでデータを持ち込めば……」

店 長「そうだ、それらのデータから、サーバが、能力を自動算出するならば、違法データの持ちこみと言うより、意味がそもそも無くなるわけだ」

高 志「あぁ、それで、データのコア部分は、まったく弄れないのは、そこだけ、プログラムレベルで、認証させてるからやな? コンバートが要るのもその為や。その時点でデータがおかしければ弾けばいいし、ウィルスなんかがあっても、大本のシステム自体には影響しない」

店 長「まぁそういう事だな」

高 志「これらのシステム部分、部分的には成果がでてるのもあるんじゃないか?」

店 長「あぁ、大きくわけて2つある、一つが、カードデータをゲームに反映させるアーケードネットワークゲームの存在だ」

高 志「カードって、あのトランプとかのカードの事やろ? 『アヴァロンの鍵』とかの」

店 長「そうあれだ。自由データではないが、ゲーム内に、外部から与えられたデータを、読み取って反映させる事ができるゲームはもう存在していると言う事だ」

高 志「なるほど。2つ目は?」

店 長「SONY社の『PSP』で使われる、専用ディスクの存在だ」

高 志「あぁ、たしかにあれなら、コンバート後の専用メディアに利用できそうやな」

店 長「マイクロHDDと組合わせれば、十分にギガ単位のデータも扱えるだろ」

高 志「あとは、最強者の問題やな」

店 長「所謂、最強キャラって奴だな。対戦ゲームの失敗作によくある奴だな。全キャラ中、こういつが一番強いとか、ダメージくらってない状態から、即死までもってけるコンボがあるキャラとか」

高 志「最強つうか、極悪や」

店 長「どの武器を持たせるのが一番強いとか言うのもあるな。大きな声では言えないが、DPそっくりと言われたアレとかだ。最新のはどうかしらんけど」

高 志「まぁどうしようも無い点って奴やな。ただ、これも自由データの受け入れが可能になれば、自動的に解消されるやろ?」

店 長「まぁ、そう言われればそうなんだけどな……」

高 志「………なぁ。以外に、今現在でもDPって作れるんやないか?」

店 長「………言われてみれば、結構問題解決してるな……予算さえあれば、できるのかもしれないな(苦笑)」



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