「新・店長の専門用語講座」


DPの可能性2006年版


多恵香「ここも久しぶりねぇ」

店 長「……老けたな」

多恵香「あら、元店長が?」

店 長「元じゃないって、まぁ成長はしたようですな。中身は退化してそうだけど」

多恵香「強化と言ってね。それで、今回はどうするの?」

店 長「ちょっと状況が変わってきたのでな。もう一回『DPの可能性』だ」

多恵香「マンネリ」

店 長「やかましいっ!」

多恵香「ふんふん。これが前回のか……これならば、方向性を変えればまぁなんとかまとまるかな」

店 長「方向性? 例えばどんなふうにだ?」

多恵香「前回では、主にハード的なシステムとして、供給が可能かって事に関してでしょ? 今回は、ユーザー側からと言うのはどう?」

店 長「ユーザー側からか。まぁ、よくわからんがやってみるか」

多恵香「一言で言ってしまうと、それが求められているかって事ね」

店 長「……あぁ、そういう事か。それを部分的に見ていくと言う感じか?」

多恵香「そんなところ。分かりやすいように、区分けは、前回と同じと言う事でいいわよね?」

店 長「かまわんよ」

多恵香「じゃぁまずサーバ部ね。と言ってもサーバレベルでユーザーの要求は…」

店 長「あるぞ。一番大きな要求は、サーバの数じゃないかな」

多恵香「数?」

店 長「そう。オンラインゲームにとって、データを総括するサーバの過剰参加による遅延は、致命的だ。で、殆どの場合は、サーバー数を増やす事で、サーバに掛かる負荷を減らしている」

多恵香「うーん……一地区一サーバとは限らないと言う事?」

店 長「そんなところ。と言うか、実の所、複数地区1サーバでも何とかなりそうな気もするんだけどね」

多恵香「そうなの?」

店 長「パソコンやゲーム機のオンラインゲームが、1サーバ何アカウント処理しているかって事を考えるとね」

多恵香「……なんかユーザーの要求とは微妙に違ってない?」

店 長「いや、つまりは、この点に関しては、現行でも要求はみたされるだろうって事」

多恵香「うーん……まぁいいか。では、コクピット部は?」

店 長「実際問題として、どこまでユーザーが要求してるかなんだよね。かなり前だけど、鉄騎ってソフトが出てね」

多恵香「……あぁ、聖兄が持ってた。あのむちゃくちゃ大きいコントローラーとフットペダルが付いてる奴でしょ?」

店 長「それだ。では、それを適切な位置に固定する、パイロットシートが販売されてたって事は知ってるかね?」

多恵香「は? 適切って……」

店 長「レース用の自動車のシートを、鉄パイプを溶接した作ったゲージに固定して乗っている気分も味わえるそういうシステムシートが別売りされてた」

多恵香「なにそれ……」

店 長「まぁそういうのが合ったんだ。で、本題はそこじゃない。ユーザーが、いったいどこまでを求めるか」

多恵香「……結構、求めないんじゃないの?」

店 長「そう言う考え方もある。が、高くなる可能性も少なくない」

多恵香「その根拠は?」

店 長「実例だ。何ができて何ができないかを考えた時に、実際に存在している所までは、要求してしまうと言うのはわかるだろ?」

多恵香「そりゃね。今ある物よりも劣る物なら、喪失感は起きると思う」

店 長「ガンダムで、普通のゲームセンターに置ける180度モニター搭載ゲーム機の開発が発表された」

多恵香「……180度?」

店 長「上から下まで前半分を覆う半球型モニター搭載機だ。また、実機で、人が搭乗して操縦できる二足歩行ロボットなんかも出てるな」

多恵香「……どこのどいつよ。そんな際物作ったの……」

店 長「まぁそういったもんが出てきている中で生半可な物は出せないだろう?」

多恵香「まぁそうね。……でもそのゲーム機の方って、大型体感筐体みたいにGは体感できないんでしょ?」

店 長「できない。が、それについて面白い発表があった。発表したのは、NTTなんだが」

多恵香「なに?」

店 長「耳に微弱電流を流す事で、Gを体感させる技術を作ったそうだ」

多恵香「……それって、危なくないの?」

店 長「どうだろうな。正直、俺は危ないと思うが。その技術自体と言うより、故障して電流や電圧が上がったりした場合な」

多恵香「そういうのじゃなくて脳とかさ」

店 長「わからん。まだ実験段階らしいし。ただ、一般公開したと言う事は、ある程度の実証実験は行われた後だと思うぞ。長期的な使用による影響は、それこそ30年ぐらいして結果でわかるだけじゃないかな」

多恵香「ファミコンが、どう影響したかって話と同じって事か……。システムは?」

店 長「オンライン版のフロントミッションが出たな。もっともこれは今の所自由持込にはなっていないが、戦闘システムは、ほぼオンライン対戦での再現は、可能になったと見て良いだろう」

多恵香「画質とか大丈夫なの?」

店 長「まぁ大丈夫らしい。あと、クロムハウンドの新作は、非常に興味深い。」

多恵香「クロムハウンド?」

店 長「X-BOXのタイトルで、そう言うゲームがあったんだが、こいつが、大幅にバージョンアップされるらしい。コピーに【究極のメカカスタマイズ!】とか書かれてるんで、どうなるか楽しみにしているわけだ」

多恵香「どうせパーツの作成はできないんでしょ?」

店 長「たぶんな。ただ、こいつは今後を占う意味でも大きいんだよ。開発元的にな。」

多恵香「……なるほど。セガとフロムソフトウェアね……」

店 長「この組み合わせで、革新的な。それこそ、パーツの自作ができなくても納得できるほどの【カスタマイズシステム】を搭載できなきゃ、もうこの先何年掛かろうと、そうそうブレイクスルーは起こらんだろう」

多恵香「そうかしら?」

店 長「昨今のゲーム開発費用は、とにかく莫大だ。新進気鋭のゲームハウスじゃ、この手のソフト開発は、もうできないと思うよ。」

多恵香「つまらない世の中になったものだわ」

店 長「前回も話したが、予算をどれだけ取れるかと言うのは、今のゲームでは、その質にストレートに現れてしまうって事だ。こればかりは、つまらなくても仕方が無い。事実、デッガー社も、その為にコニー社に出資を要請したわけだしな」


トップページへ












多恵香「ちょっとまった!」

店 長「な、なんだ?」

多恵香「まだ釈明会見が終わってないわよ」

店 長「釈明? なんだそりゃ」

多恵香「J・Bさんから指摘があったんだけど、光学兵器の発射機構、データがプロテクト掛けてて弁慶のしか撃てないらしいわよ。これについて何か釈明があるかって聞いてるのよ」

店 長「あぁ、それならタッキーから聞いてるぞ」

多恵香「へぇ? あいつ何だって?」

店 長「読むぞ 『この指摘なんだが、わいの説明が足らんかったな。と言うか、わい自身ちょっと勘違いしとったんだが、わいが作って実演したのは、光学兵器じゃあらへん。種別的には電磁兵器に分類されるらしいわ。ビームはビームなんだが、ヒステリックマドンナが使うとった電磁ムチのパチパチをな、限界まで増幅したようなもんや』 との事だ」

多恵香「……そういうもんなの?」

店 長「良くわからん。あと、もう少し続きがあるんだが、これは疑問だな」

多恵香「疑問?」

店 長「 『それと一つ気になる点があるねん。光学兵器の発射機構ブロックされてる言う話らしいが、レーザーサイトはどうなっとるんやろ? あれも機構的には、光学兵器と大差ないシステムやと思うんだが。もしこれが使えるなら、電磁ビームの導火線代わりに使えて、ものごっつう都合が良いねん。こんど試してみるつもりやけど、もし情報あったら聞いといてや』 以上だ。」

多恵香「……どうなの?」

店 長「知らんと言ったろ。まぁ聖あたりなら知っとるんじゃないか?」


トップページへ